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テレビに耳ありラジオに目あり

テレビ/ラジオを自由気ままに楽しむためのレビュー・感想おもちゃ箱、あるいは思考遊戯場

『オードリーのオールナイトニッポン』~2013/6/15放送回~

スペシャルウィーク企画は、NHK-BSの『七人のコント侍』に春日が出演していたという流れからのラジオコント企画「荒野(コント)の七人」。

オードリーの二人に加え、気鋭のラブレターズと謎の外国人を含むタイムボム、そして吉木りさという未知の組み合わせに、これまた不確定要素として「リスナーからの設定案を元にコントを作る」という要素を持ち込むという試み。

そうやってむしろ上がりの読めなさを増大させる方向へと企画を振ったことで、テレビのコント以上にカッチリと作りすぎてしまう傾向にある「ラジオコント」というジャンルに、いい具合の「遊び」が生まれていた。

そんな中、ラブレターズ塚本の意外なラップの上手さに驚いたり、やっぱりコントに外国人が一人いるとパンチあるなと痛感したり、ラブレターズ溜口のねちっこさとオードリー若林の淡泊さの相性の良さを感じたりと、いろいろな発見がポンポンと。

「ラジオコント」というのは、まだまだ可能性のあるジャンルだと再認識するに至った。

『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』~2013/6/13放送回~

ラジオのスペシャルウィーク(聴取率調査週間)は、数字取りのあざとい企画が多く、番組の本質を見失う内容に辟易することも多いものだが、今回のスペシャルウィークはむしろ番組の核心部分を強化するような、素晴らしい企画が多かった。

ここからはその中で面白かった4本の番組について立て続けに、かつなるべくシンプルに書きたいと思う。
まずは『メガネびいき』から。

満を持して登場した渾身の企画は、AKB総選挙と参院選の狭間にぶち込んできた「クソメンが選ぶ!アイドル妄想総選挙」。

あまりにストレートすぎて誰も公にはやらなかった禁断の企画をここでやれるのは、おぎやはぎが実のところ「勇気の人」であり、やはりその天性の「品の良さ」のなせる業だろう。

しかしその実中身は外道そのもので、その上さらなる外道であるところのケンコバをトッピングしてくるあたり、何よりも面白さを優先させるスタッフの心意気と笑いへの忠誠心を改めて感じた。

『日刊サイゾー』ラジオ批評連載コラム「逆にラジオ」第23回更新~『DJ日本史』~

ラジオコラム第23回は、松村邦洋の時を駆けるモノマネが炸裂する歴史エンターテインメント番組『DJ日本史』について。

【信玄とノムさんを融合させる松村邦洋至高の技が、歴史への扉を開く『DJ日本史』】
http://www.cyzo.com/2013/06/post_13615.html

「好きこそものの上手なれ」というが、松村邦洋ほどそれが当てはまる人も珍しい。
『DJ日本史』は「歴史を学ぶ」のではなく、「歴史と遊ぶ」番組だと思う。
年表や教科書の行間が、広大な遊び場になる。